リバ剣日記8 新人戦

寒い、、、閉まったタイツをまた出してしまいました笑

風邪引かない様にしなくては！

地獄の冬合宿を終えて新体制での初の東京公式戦、新人戦の日を迎えた、練習試合では色々なオーダーを試したが先鋒K.次鋒自分、中堅i先輩、副将上段H先輩、大将は主将のU先輩に決まった。

シード校はベスト16まではぶつからない、たまにシード落ちしてしまった強豪校が紛れ込む場合があったりもするが基本的には8決めからが厳しい戦いになる。

組み合わせを見ると8決めは巣鴨高校、イケそうな気がした。

基本的にスロースターターな自分はまず1試合目を大事にしていこうと決めて臨んだ。

16までは苦戦もせずに4-0とかで進んだ、一度あまり強くない高校に自分だけ引き分けてしまった時は先生にかなり怒られたが後は問題無くベスト16へ、主将は試合の時は優しい、きっと主将なりにみんなのモチベーションを上げようとしていたのだろうが一年の時はそれすら怖かった笑。

「次からだぞ！先鋒次鋒頼んだぞ！」

「ハイ！」

巣鴨高校との試合が始まった、ちなみに親戚が前強豪校にいたと少し触れましたが親戚は今はなき巣鴨商業高校剣道部でした。

そんな事を考えながら試合が始まった、次鋒なので最初から面を着けた状態で先鋒の試合を見守る、相変わらずのトリッキーな動きに相手もやりづらそう、そこで居ついた所に面！先取した！その後相手が取り返すのに必死な所を抑えて一本勝ち、そして自分の試合、前の試合とかを見ていて相手次鋒はあまり良い動きではないなと思っていて狙えそうな所も考えていたのだが、補欠と交代して相手が変わっている。残念、全くわからん。

少し背が低めの選手、小手と抜き胴に気をつけよう、相手も先鋒が取られたからかガンガン攻めてくる、意外に面を結構打ってくるので受けて立つ、相面！乗った！先生はうなずきながら焦るなよの指示、時間もないので相手は焦って打って来る、そこで当時得意だった竹刀下から打つ小手！バックシ捉えたのだが審判1人上がり、1人見えない、1人無効で一本にならず、この打ち方は打ちが弱くなるのと死角が出来やすいので普通の小手より入りづらい、、、。

そのまま時間が過ぎ一本勝ち。

先鋒次鋒の2連勝はかなり大きい、大体の試合は前2人が勝ったらほぼ勝てる、後ろ3人は自分より強い先輩だ、もう応援しながら次の試合を考えていた。

そして中堅戦、相手も大きい180cm位の長身勝負、お互い先鋒次鋒とは違ったどっしりとした試合展開、後半になるにつれ相手の攻めが強くなる、小手！！マズイ一本取られた！そのまま時間切れ。

まだ一勝リードしている、副将戦、上段の先輩は片手面、片手小手と攻めていく、別れ際の構えを取ろうとした所を狙われ一本負け。

少し嫌な予感が、、、まぁでも主将なら勝つ！

今度は相手が上段、大将上段はあまりいない、しかし相手の居ついた所に左小手！！一本！！オーーー！応援も盛り上がる、後は上手く試合を持っていけば勝てる！と思ったその時始めと同時の面！

意表を突かれ取られた、そしてそのままもう一本面を取られ2-3で敗北。。。

珍しく試合後に先輩3人が凄い剣幕で怒られていた。

そして新人戦を終え、新学期を迎えた所に事件が起きた、、、。