リバ剣日記10 二回目の夏、日本武道館の奇跡。
剣道の都道府県対抗戦メンバーが出てましたね、チラッと見たら高校当時メールしたりしてた選手が代表になったりしていて懐かしい気持ちになりました笑
リバ剣しないまま気付けば10回目の更新、、、思い出話って凄いですね笑。
前回の続きから、インターハイ予選を終えてまた夏休みに入った、そして恒例の青森遠征、夏の暑い中での剣道はツライけど東北は涼しく気持ちが良い。
去年の様に練習試合をメインに稽古に励み最終日の全校でのトーナメント試合が始まった、公式戦ではないが先輩は出ないので新チーム編成での初試合！前年は2位だったので優勝を目指す。
先鋒に後輩のI.次鋒に一年のＫ、中堅に自分、副将に同期のS、大将に同期のKといった編成になった。
一回戦、相手はどこだか忘れたがそこまで強豪では無かった気がする、まさかの負け。。。
一回戦負け、新チームの初戦は苦い思い出で終わってしまった。
個人も16で負けてしまったので去年とは違いあまり良い所はなく青森合宿は終わっていった。
そして夏校内合宿、去年とは違い下級生がいるので少し睡眠時間が伸び仕事も減るので大分楽になった。
といってもツライ合宿をなんとか乗り切り三年生最後の東京大会秋季大会を迎えた。ここで奇跡が起きるとは思っていなかった。
インターハイ予選と同じ編成で試合を迎える、去年のこの試合の記事で説明したが少し特殊な試合でオープン抽選。
つまりシード校も関係無しに一回戦から当たる可能性がある。
トーナメント表を見ると、16位まで強豪校はない良い組み合わせだった！
逆に強豪の本郷、久我山、高輪が近い所で当たる等オープンの怖さが出ていた組み合わせだった。
ちなみに去年この大会で負けた菅生は逆の方だったので今回は遠い。
特に問題無く8まで来た。
相手は足立学園、ここまで上がると後は強豪校のみ。
先鋒、激しい打ち合い両者盛り上がるがどちらも旗一本止まり、引き分け。
次鋒、自分気合い充分過ぎて相手の竹刀を折ってしまったりしたが引き分け笑
中堅、鍔迫り合いからフェイント入れて引き面！良い音を奏でて勝ち
副将、相手も取り返しにくるが冷静に見切り最後は上段からの面！勝ち
大将、もう勝負はついていたが相手のうち終わりに面！勝ち
結果3-0で準決勝に進んだ。
先鋒、始め！の瞬間の小手！開始２秒で勝負を決めた。
次鋒、先鋒の勢いに乗り相手が引いた所を小手面！面が決まり勝ち！
応援も盛り上がる！
中堅、小手で旗が一本上がるも決まらず、最後は長身の相手選手に面を取られて負け。
副将、今日絶好調の上段はのっていた、片手面、外して一度クルリと回して面！惜しい！攻めて片手小手！一本！
決勝進出が決まった！
大将、打ち合いをしていたが決定打無く引き分け
3-1で勝利！
組み合わせのお陰もあるが、初の東京都大会決勝、秋季大会だけ特別で場所は日本武道館テンションが上がる！
相手は高輪、久我山を下した本郷を破って上がってきた菅生。
まさか去年と同じ高校と決勝で当たるとは思っていなかった。
去年は1-2で負け、今年は勝つ！
日本武道館は決勝のみ行う正面に礼の瞬間スポットライトが点灯する演出があり観客もどよめく、そして決勝戦が始まった！
先鋒、相手の上段はパワフルで強い！上段からの諸手小手、左小手の先に当たった気がしたのだが勢いで一本。
次鋒、菅生らしいガンガン攻めて来る剣道に負けずに打つ、中盤ライン際のやり取りでおかしい反則、菅生の監督が物言いを掛け5分位試合が中断。
再開後打ち合いから抜き胴を取られる。
ちょっと怪しい判定だったが勢いに負けてしまった。
中堅、こちらは中盤に今回は完璧に抜かれた胴で負け。
副将、相手の勢いにリズムを掴めず負け。
大将、まさかの場外反則負け笑
結果決勝0-5笑、今でも笑い話になる試合になってしまった笑
でも初の東京2位はとても嬉しかった。
そして先輩が引退し、とうとう自分の代になった。
